Pixiaで文字入れする方法(5)フィルタを使う その2

Pixiaで文字入れする方法を紹介するシリーズ、5回目です。

今回は、フィルタを使って文字を入れる方法の、後編です。実際にフィルタを使うときの手順などを紹介していきます。

なお、ここで取り上げているフィルタは、まっささん作の「文字(改行可)」フィルタです。

以下のような順番で紹介していきます。

  1. 基本的な操作の手順
  2. 設定画面でできること
  3. 注意点
  4. 長所や短所
  5. 具体的な作例
  6. まとめ

なんだかんだでまた長くなっちゃった。(^^;)

「文字(改行可)」フィルタを使う、基本的な手順

  1. ツールバーの「■フィルタ」ボタンをクリック。(または、ファイルメニューの「表示」メニュー→「フィルタ」をクリック)

     【図】 フィルタ:手順1
  2. フィルタウィンドウの左から、「文字(改行可)」フィルタを格納しているフォルダ名をクリック。(私は「まっさ」フォルダに入れているので、「まっさ」をクリック。)

    フィルタ:手順2 【図】
  3. フィルタウィンドウ右の中から、「文字(改行可)」をクリックして、「実行」ボタンをクリック。

    フィルタ:手順3 【図】
  4. 設定画面で各項目を入力して、「OK」ボタンをクリック。

    フィルタ:手順4【図】
  5. キャ ンバスに文字が出るが、まだ貼り付けはされていない。

    フィルタ:手順5 【図】
  6. 文字を入れたい位置までドラッグ。
  7. 位置を決めたら、右クリック。右クリックメニューの「このレイヤに貼り付け」または「新規レイヤとして貼り付け」をクリック。(「拡大・縮小」などのメニューも選択できる。)

    フィルタ:手順7 【図】

以上が、「文字(改行可)」フィルタを使う、基本的な手順です。

つぎは、設定画面を詳しく見ていきます。

「文字(改行可)」フィルタの設定画面でできること

  1. 文字の入力。改行もできる。(プレビュー画面には1行目しか出てこない)(「テキスト」)
  2. フォントの設定
  3. 文字サイズの設定
  4. 行間の設定
  5. 文字色の設定
  6. 文字の装飾(「イタリック」(斜体)・「アンダーライン」(下線)・「打ち消し線」・「文字の太さ」)
  7. 文字の配置(「Left」(左寄せ)・「Center」(中央揃え)・「Right」(右寄せ))

    フィルタ:設定画面 【図】

注意点

縦書きフォントを使うことができます。

ただし、普通に貼り付けると文字が横倒しになってしまいます。

フィルタ:注意1

このため、貼り付けるときに右クリックメニューの「回転」を選んで、向きを縦に直す必要があります。

フィルタ:注意2 【図】

長所と短所

長所
  • 改行できる。
  • 文字の左寄せ・中央揃え・右寄せができる。
短所
  • 縦書きできない。(縦書き用フォントは選べるが、文字が横向きのまま出てくるので、右クリックメニューの「回転」で向きを縦に直してから貼り付けないといけない。)
  • 文字の影やぼかしなどの設定ができない。

作例

作例1

フィルタ:作例1

  • フォント―メイリオ
  • 文字サイズ―8Pt
  • 行間―0Pixels
  • 文字色―黒
  • 装飾―文字の太さ:Bold
  • 文字配置―Left
作例2

フィルタ:作例2

  • フォント―あずきフォントP
  • 文字サイズ―9Pt
  • 行間―3Pixels
  • 文字色―青
  • 装飾―文字の太さ:Bold
  • 文字配置―Center
作例3

フィルタ:作例3

  • フォント―Times New Roman
  • 文字サイズ―11Pt
  • 行間―6Pixels
  • 文字色―赤
  • 装飾―イタリック、文字の太さ:Bold
  • 文字配置―Center
  • 備考―回転させて貼り付け

「文字(改行可)」フィルタを使って文字を入れる まとめ

というわけで、「文字(改行可)」フィルタの紹介をしてきました。

まとめると、

  • 改行のある比較的長い文章を入れるのに便利
  • 応用すると、複数行の文字列で模様のようなものも作れる(作例3みたいな)

という感じでしょうか。

個人的には、説明文を入れた解説画像を作るときに重宝しています。

さて、つぎは、Pixiaで文字入れをする3つの方法のまとめです。

火曜日ごろに更新できるはず……。→Pixiaで文字入れする3つの方法 まとめ

★このシリーズをPixia講座としてまとめ記事にしました。→Pixiaで文字入れする3つの方法

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