マスタースペシャル01

ジャケットイラストの「遊び」

インタビュー記事で「ジャケットイラストの春香のほうにはやよいが、やよいのほうには春香が、さりげなく描き込まれている」ということだったので、まずはジャケットを観察。

お！やよいの服についてるバッジ、このリボンは……春香？ちょっとマトリョーシカ風にも見える。

そして、春香のネックレスには「べろちょろ」が！（べろちょろ＝やよいの持ってるポシェット）

こういう「遊び」というか「しかけ」みたいなの、大好きです。 第2弾以降もこういう「遊び」はあるのかな？第2弾のジャケットイラストを見る限り、そういうのはなさそうだけど……。

元気が出てくる歌パート

「乙女よ大志を抱け！！」（オリジナル新曲）

イントロが戦隊物のオープニングみたいで勇ましい。曲全体としては、「王道のアイドルソング」といわれるだけあって、確かに昔のアイドルソングっぽいかも。等身大の歌詞が春香らしいなと思いました。

「ゲンキトリッパー」（オリジナル新曲）

イントロから、ドラム・ギター・ベースの音が気持ち良い！アルバム全体のなかではあんまり印象に残らない曲だけど、個人的には一番好きかも。やよいがちょっと大人っぽいというか、かっこいい感じ。

「それが愛でしょう」（カバー曲）

私はゲームをまだやったことがないので、春香のイメージっていうのはラジオ等を通して得たもので、多分かなり偏ってるというか歪んでるんだろうな(^^;)と思います。

でも、そんな自分でも「ああ、春香って、優しくて芯の強い人なんだよなぁ」っていうことに気がつく1曲。じわじわ来ます。

「じゅもんをあげるよ」（カバー曲）

歌詞と曲のテンポのよさが楽しい。足踏みしたくなってきます。「ばいばばいさ！」がかわいい。むやみに楽しくなってくる。

「i（REM@STER-A）」

インタビュー記事を読んで、もっとひどい（いい意味で^^;）のを想像してたけど、わりとまともな感じだと思いました。でも、よく聴くと春香がすごいノリノリ。歌詞がサンバの雰囲気にあってるかも。なんか楽しくなってくる。

「L・O・B・M」

ラジオで聴いたときにはあんまりぴんとこなかったけど、何度か聴いてるとだんだん好きになる、スルメ曲。気が付くと頭の中でぐるぐる回って困ります。(^^;)

柿の種が食べたくなるトークパート

• はらぺこやよいの曲解説が面白い。（トーク01）
• 柿の種を食べるやよい、かわいい(^^)。ケーキを食べてむせる春香、この咳き込み方は中村さんですよね(^^;)（トーク02）
• やさぐれるやよいが面白い。（トーク04）
• 最近、春香がだんだん変態キャラになってる気がする(^^;)。（ボーナストラックトーク）

全体的に、トークの時の春香は若干中村さんがはみ出してる気がします。(^^;)

インタビュー記事によると、トークの部分はテーブルにマイクとお菓子をおいて、マイク回しっぱなしで収録したとか。で、お菓子の山とマイクでお互いに微妙に相手が見えないので、アドリブ入れるタイミングとか微妙な緊迫感があったそうです。

トークの時にところどころマイクとの距離が変わってるように聴こえる部分があるけど、そういう状況だったわけですね。マイクとお菓子の山越しに相手の方を覗き込んでタイミングをはかる2人、という情景が浮かんできてなんか面白い。ほんとにラジオっぽい雰囲気だなぁと思いました。

トークは「お菓子を食べつつガールズトーク」というコンセプトで始まったけど、最終的には「色気より食い気」という感じでした。ある意味春香とやよいの2人らしいかも。

まとめ

シリーズの第1弾にふさわしい、元気で楽しい雰囲気のCDです。らじましょやR4Uを聴いていた身としては、春香とやよいのラジオっぽいトークが聴けて、なんだか嬉しかった。