「数」と向き合う。2024年の目標漢字

あけましておめでとうございます。1月1日以降の能登半島の地震・津波による被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

世界でもウクライナやガザ等での戦争・虐殺が続き、これからどうなるのか、自分は何をするべきなのかと考え込むことが多くなりました。

いい加減いい大人なので、世の中のことに無関心・無責任ではいられません。大人としてできることをやっていかなきゃなと思っています。そのためには自分自身がちゃんと大人になるよう努力しないといけません。

そんなわけで、ちょっとでもマシな大人になるために、今年も目標漢字を決めたいと思います。
2024年の目標漢字は、です!

「数」

12月後半からすでに、2024年は「数」にしようかなと思っていました。

作品数、イラスト等の仕事、読んだ本や見た映画、歩数や筋トレに体重……これまで何年も、増やしたい(あるいは減らしたい)と思ってやってきました。

「作品数を増やしたい!」とか「仕事を1件でも受注したい!」あるいは「もっと本を読みたい!」等々と考え、毎年の目標漢字もこれらを意識して決めています。

でも実際には、具体的な数字に向き合うことから逃げていた気がします。

とくに去年は週次・月次レビューをやめた影響が大きかった。形式的ではあってもいちおう追っていた指標や数値目標を、まったく意識しなくなっていました。

その反省を活かし、今年は数字とちゃんと向き合いたいと思っています。

目標漢字の意味を限定する

これまでの目標漢字は読み方や意味に幅を持たせる場合が多かったのですが、今回の「数」にはそういう意味の幅は持たせていません。

あくまでも、数量や順序といった、普段から使っている意味での「数」という意味しか含みません。

意味に幅があるとそれが逃げ道になることがある

たとえば去年の目標「変」の場合、「変化する」と「変なことをする」という2つの目標が含まれていました。

「変なことをする」というのはハードルが高いのでなかなかできません。

でも「変化する」のほうは比較的簡単。ちょっとした習慣を新しく始める、あるいはやめるだけで「変化」したことになります。

目標の一つは進捗も成果もゼロなのに、もう一方はそれなりに目標達成できている。だから「大丈夫、これで良い」と思ってしまう。ちゃんと目標通りに行動していると自分を騙すことができてしまうわけです。

そこで今回の目標漢字は意味を一つに限定して、「数」から逃げられないように逃げ道を塞ぎました。

根拠のある「数」を目標にする

週次・月次レビューをやっていた時は、いちおう数値目標をたてていました。でもその数値の根拠は「なんとなく」。「去年よりちょっと多くしよう」程度のノリです。

今年は、「なぜその数値を目標にするのか」をちゃんと考えて決めようと考えています。そのためには、

  1. 現状を把握し数値化する
  2. 「1年後にどういう状態になっていたいか」と、その理由を考える
  3. 2の「1年後の状態」を数値化する→年間目標

という流れで目標を決める必要がありそうです。

数値化しやすい指標としては、

  • お金
  • 作品数
  • 時間
  • 人数

等などが考えられます。

今まではかなりたくさんの目標をたててきたが、たいていどれも中途半端に終わってしまっていました。なので今年は、欲張らず重要なもの2~3個に絞ってみるつもりです。

2024年は逃げずに「数」と向き合う

そんなわけで、今年は根拠のある数値目標と逃げずに向き合う一年にしたいと思っています。

たいして能力のない自分には、焦らず、着実に、数を重ね続けることしかできません。

だからこそ、数を重ねることをサボらない。これを肝に銘じてやっていきたいと思います。やるべきことを地道に着実にやり続けるのが大人というものだと思うからです。

国内でも海外でも混乱が続き先が見えない状況が続きますが、この一年が少しでも明るい年になるように願っています。今年も何卒よろしくお願いいたします!

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