2018年の目標漢字は『向』。向き合い・一向(ひたすら)・向上を目指す!

2021年6月6日

今年は「こう」で行きます!

毎年恒例の「一年間の目標を表す漢字一文字」。

2018年は、作品作りや自分自身と真っ向から向き合おう!ということで、「こう」に決めました。

なぜ「向」にしたのか?

Live2Dアワードの記事や、2017年振り返り記事を書いているとき、文中に「向き合う」という言葉が多いことに気づきました。

「作品づくりや自分自身とちゃんと向き合ってきたのか?」という反省と、「次は真正面から向き合おう」という意識が、「向き合う」を多用させたのかもしれません。

○○と向き合う

  • 目標と向き合う
  • 作品と向き合う
  • 自分と向き合う
  • 周囲と向き合う

etc.

考えてみれば、どれも自分に足りていない事柄です。

また、「一向ひたすら」や「向上こうじょう」という言葉は、これまでの自分のスタイルの中で長所と言える特徴を表しています。

」という字は、弱点と長所の両方を表して、今の自分にぴったりだなという気がしています。

目標と向き合う

今考えると、2017年は目標達成がちょっと物足りなかったなと思います。

その反省を踏まえ、大きすぎる目標は細かく分割し、すぐ達成できそうな小さな目標をたくさん作ることにしました。

2018年は、目標を徹底的に細かく具体化・数値化して、達成することにこだわっていきます。

大きすぎる目標は、小さく分割。

作品と向き合う

作品により良い舞台を用意する

去年Live2Dアワードに応募をしてから、作品に対する向き合い方が少し変わりました。

これまでは、作品が完成したらそれで満足していました。作ること自体が楽しいと感じるタイプなので、「できた!楽しかった~\(^o^)/」で終わり。

しかし、Live2Dアワードに応募し入賞したことで、作品をより良い舞台に立たせてあげたいと思うようになりました。

作っただけで満足せず、作品がより輝ける場所を用意してあげることが2018年の課題です。

  • TwitterなどSNSで広く知ってもらう
  • ブログ以外のプラットフォームに作品を上げる
  • コンテスト等に応募する

自分にとっては少し高めのハードルですが、ひるまず挑戦していきたいと思います。

作品を磨き上げる

より良い舞台に作品を出すことになると、質の向上も必要になります。

「本当にこれで完成でいいの?」という疑問や違和感をおろそかにせず、最後まで粘り強く磨き上げる。そうすれば、作品の質だけでなく自分の技術の向上にもつながるはずです。

自分と向き合う

体調に波がある、という欠点と長年付き合っています。

基本的に不調。調子の良い日が1カ月に10日もあれば上出来です。調子に乗って無理をして、あとでドーンとしっぺ返しが来てグッタリ……なんてことも。

なので最近は極力無理を避けて、行動を抑えがちでした。

でも、今年はもう少し積極的に行動したい。

体調に波があることはしょうがない。欠点は欠点として受け止めて、リズムや傾向をつかみ上手に自分と付き合っていく。無理せず、かといって守りにも入らず

……実践するのはなかなか大変でしょう。でも、少しずつそういう風にしていければ良いな、と思っています。

周囲と向き合う

自分はコミュニケーションが苦手なこともあり、友人や家族とも率直に話すことを避けがちです。

言いたいことが上手く伝わらなかったり、相手の気持がよく分からなくて必要以上に気を使ってしまったり。 人と向き合うのは面倒くさいな、というのが正直なところです。

ただ、人と話すことで自分の頭の中が整理できることもあります。気づかなかった視点を発見できたり、たくさんの刺激をもらうことも確かです。

だからやっぱり人と話そう……というと、自分がもらうことばっかり考えている気がしてなんだかな、っていう気にもなりますが(^_^;)

まだ、自分が人に何かをあげられるような自信はありません。でも、まずは一歩踏み出して、自分からもらいに行ってみるつもりで周囲と向き合うのも良いかな、と思います。

作品と・自分と・周囲と向き合う

一向(ひたすら)

目標漢字を決めるために「向」という漢字の意味を調べていた時、「一向」と書いて「ひたすら」と読む言葉を見つけました。

【1】[形動][文][ナリ]そのことだけに意を用いるさま。もっぱらそれだけを行うさま。「―な思い」「―に弁解する」

【2】[副]

  1. ひとすじに。いちずに。「―研究にいそしむ」「―無事を祈る」
  2. まったく。すっかり。

只管/一向(ひたすら)の意味 – goo国語辞書

「ひたすら」。好きな言葉です。竹内浩三の「鈍走記どんそうきの最後の一節を思い出します。(あちらは”ひたぶる”ですが)

これだ!と思うことをやり続ける。今までもわりと「ひたすら」やり続けてきた気がします。良くも悪くも頑固。あきらめが悪い。

それが実を結んだ(あるいは芽吹いた)のが2017年でした。

改めて、今年もこれだと思うことを「一向ひたすら」やり抜く1年にしたいです。

向上(こうじょう)

向上」も、これまでずっと自分のテーマでした。

とはいえ、ただ漠然と「もっと上手くなりたい」と思うだけにとどまっていた気がします。

2018年は、より具体的に、何をどれくらい向上させるのかを明確にしていきたいです。

向上したい事柄をざっくり並べると、

  • 言語化・アウトプット技術(思考を深める
  • イラスト・漫画・Live2D(創作と仕事の武器を磨く
  • 3D(挑戦
  • MOS資格等(創作とは別の武器を身につける
  • 体力向上(フィジカルとメンタルの安定と向上

今のところこんな感じ。これをもっと細かく砕いて、小さなハードルを少しずつ越えていきたい。

まとめ:ガチで向き合い向上を目指し一向に進み続ける。

竹内浩三 「鈍走記」より。

去年は、自分的に少しだけ「無理」をしてみた年でした。

少しの「無理」を通して分かったのは、「ガチでやると得るものが大きいし、もっと楽しい」ということでした。

ガチでやると、成功だけでなく失敗からもたくさんの発見があります。

去年はエンジンがかかるのが遅かったという反省もあります。今年は最初から作品や自分とガチで向き合いたい。そう思い、「」を2018年の目標漢字にしました。

目標漢字は、その1年の大きな方針です。ちょっと大げさに言うと、「どんなふうにその一年を生きるか」という行動哲学です。

漢字を一文字決めた次に重要なのは、目標漢字を実現するための具体的な行動やゴール設定です。

今回↑で長々書いてきた目標をさらに細かく分解して、少しずつでも着実に進んでいく一年にしたい。

自分と、作品と、周囲と向き合い、向上を目指し一向ひたすらに進み続ける。そんな一年にしていけたらなと思っています。

生あるかぎり、ひたぶるに鈍走せん。にぶはしりせん。

竹内浩三 「鈍走記」

2018年も、どうぞよろしくおねがいいたします。

↓去年の今頃読んでめちゃくちゃ参考になったKindle本。また読み直そう……

by カエレバ