2020年は「稼」!!\(\∀\)/毎年恒例今年の目標漢字

2021年6月6日

Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像を加工

毎年恒例、「その年の目標を表す漢字1文字」。

2020年はズバリ「」です!

理由はお金を稼ぎたいからです!!!!

……というのは半分冗談で。

理由の1つは、自分の作品でお金を貰うことへの躊躇を捨てたいから。

2つ目は、作物を植え育て収穫するように、成果を焦らず向上していきたいからです。

Live2Dやイラスト・漫画などでお金を貰うことへの躊躇を捨てる

Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像を加工
かっちゃんさんによる写真ACからの画像を加工

今までは「いや自分が作ったものなんか大したものじゃないし、お金をもらって良いものかどうか……」という躊躇いがありました。 自信が無さすぎるんですよね。

だけど、それだといつまでたっても先へ進めない。

自分の作品や技術をお金に変える・仕事にする」という意識に変えていく必要があるかもしれません。

意識が変われば見える情報が変わります。壁や課題がよりクリアに具体的に見えてきます。仕事につながる情報も目に入りやすくなるでしょう。

「お金を稼ぐんだ!」という意識を持つことで、コンテストに参加したり懇親会に出たり名刺を交換したり企業にポートフォリオを送ったり……という行動を今までより積極的に出来るようにしたい、と考えています。

練習のための練習

私はもともと「自分の作品でお金を稼ぐ!」という意識が薄いです。「もっと練習して良い作品を作れるようになりたい!」という意識の方が強い傾向があります。

しかし、いくら練習しても「練習のための練習」になってしまっているな……と最近感じ始めました。

試合に出ることで得られるもの

大学の時にやっていたソフトボールでも、「練習は好きだけど試合はそんなに好きじゃないなぁ」と思っていました。今でも試合は苦手です。「ミスをしたくない!」という思いが強すぎてつらいんですよね……。

でも、試合でいっぱいミスをして凹んだことで、「何を意識してプレーするべきか」が分かった気がします。

プレッシャーのかかる場面で自分の気持とどう向き合うか、といったことも学びました。

試合に出たからこそ、ソフトボールへの理解や愛着が深まりました。

恥をかき、心をへし折られる勇気を持つ

私の、「自分の作品や技術をお金や仕事に変えることへの抵抗感」は、結局のところ「恥をかきたくない・失敗したくない・凹みたくない」という気持ちから来るものです。

だけど考えてみれば、2017年のLive2D Creative Awardに恥を覚悟で作品を応募したからこそ、クリエイティブ賞を受賞できたのです。それがきっかけで、Live2Dというツールと本格的に向き合う気になったのです。

恥をかくかもしれない、ガッカリするかもしれない、悔しい思いをするかもしれない。でも一歩前へ出る。

その勇気を持つことが、自分の世界を広げより良い作品を作り出す力になるはずです。

植える・収穫する

Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像を加工

」には「穀物を植える・穀物が実る・実った穀物」という意味もあります。(漢字の成り立ち的にはこっちの意味の方がおおもとっぽい)

苗を植え、水や肥料をやり、実りを収穫するように、挑戦し、試行錯誤して、成果を上げる。すぐに収穫を得ようと焦らず、しかし怠けない。そういう年にしたいという意味も込めて、目標漢字を「稼」にしました。

すぐに成果が上がらなくても焦らない

なかなか成果が上がらなくて、促成栽培のようにすぐに評価やお金につながりそうなものへ飛びつきたくなる時がたまにあります。

そういう時にぐっと我慢して、「自分が本当に欲しいもの・やりたいことはなんだ?」と、焦らず足元を確かめられるようにしておきたいと思います。

中長期的に見て良さそうなことをやる

それと関連して、長い目で見てプラスになりそうなことを押さえておくようにもしたいです。

1つは、使うツールが変わっても必要性が変わらない基礎的な技術や知識を磨くこと。たとえばデッサンや配色の知識、アニメーションの基礎など。

もう1つは、数年後に伸びそうなトピックス。自分の持っている技術が今後どんな分野で必要とされそうか、ということです。流行り廃りに疎い私ですが、世の中の流れをがんばって追いかけたいと思います。

苦手の克服と長所を伸ばす

これはだいたい毎年言ってるような気がします。

練習して苦手な課題をクリアし、得意分野をより伸ばす。ただし、練習のための練習にはならないように。

絵に関しては、苦手な塗り・配色・雰囲気作りを向上させたいです。構図は比較的良いと言ってもらえる事が多いので、さらによい構図づくりを勉強します。あと線画をもっと綺麗にしたい。

Live2Dはベーシックなモデルを高いクオリティで作れるようになることと、魅力的な動きを作るためにアニメーションをもっと勉強したいです。最低1つは映像作品を作りたいですね。

フィードバックをもらう

とはいえ苦手や得意分野は、案外自分では分からないものです。

これまではpixivやTwitterなどの「いいね」やRT、コメントやブクマ数やアンケートなどからなんとなく推測してきました。

でもそれだと、どこが良くてどこが悪いのかがおぼろげです。暗中模索状態です。

そんな中、最近sessaという添削サービスを知りました。添削に特化したスキルマーケットで、様々な「先生」に添削依頼ができるサービスです。

調べてみると、このほかにもいろいろな添削・アドバイスのオンラインサービスがあるようです。

こういったサービスも利用しながら、作品に対してフィードバックをもらう機会を増やしていきたいと考えています。

新しい技術に挑戦する

2DアニメーションではSpineなどLive2D以外のツールも試してみたいです。また、Unityでアプリ・ゲーム制作にも挑戦したい。

幸い、Live2Dアドカレ2019でもUnity関係の記事があるので、まずはそれを見ながらLive2Dモデルを活用して何か作ってみたいなと思います。

空白の時間を作り、考える

年末年始は親の実家で過ごしました。

PCが無いので、クリスタで絵を描くなど普段やっている作業ができません。携帯料金が気になりスマホでネットを見るのも控えめにしていました。

でもそのぶん、読書や考え事がたっぷりできました。

久しぶりに小説を読んだり、2020年にやりたい事をダーッと書き出したり。

時計を見たら1時間程度しか経過していないのに、すごくゆったりたっぷりと時間を贅沢に使った感覚がありました。「うわこれ究極のインプット時間だな~、めっちゃ贅沢……」と思いました。

こういう時間を週に1時間でもいいから意識的に作りたいですね。スマホを持たずに出かけるとか、または一時的に通知を切ったり機内モードにするとかして、空白の時間を作っていきたいと考えています。

年末年始に久しぶりに読んだ小説はこちら↓


「小桜妙子をどう呼べばいい」「ババア日傘」「しずか・シグナル・シルエット」「十本目の生娘」「だからその速度は」「イエローチェリー・ブロッサム」「夢で見た味」「ファー・アウェイ」あたりが特に好き。

まとめ

というわけで、2020年の目標漢字「稼」について書いてきました。

2行にまとめると、

  • 自分の作品や技術をお金に変える・仕事にする
  • 苗を植え育て収穫するように、焦らず怠けず向上する

ということになります。

2020年はこの2行と「稼」の1文字を常に意識して行動したいです。

ちなみに、いつも半年過ぎたあたりから目標漢字のことを忘れがちなので、定期的にリマインドする仕組みを作らないといけませんね……。

とにかく、2020年はこんな感じでやっていきたいと思います!

皆さま今年もどうぞよろしくお願いします!!m(_ _)m

余談

「稼」の意味や成り立ちを調べていたときに見つけた、「稼」で始まる言葉にこんなのがありました。

稼ぐに追いつく貧乏なし

漢字ペディア
https://www.kanjipedia.jp/kotoba/0000719100

しっかり働いていれば、貧乏することはない」という意味です。

で、この反対の意味になる言葉としてあったのが、

稼ぐに追い抜く貧乏神

漢字ペディア
https://www.kanjipedia.jp/kotoba/0000719200

いくら働いても貧乏から抜け出せないこと。

身も蓋もない!と思わず笑っちゃったんですが、これ韻全踏みしてるところが何気にスゲェな!と感心してしまいました。HIPHOP好きとしてはこういうの見ると嬉しくなっちゃいます。

過去の目標漢字記事