家計簿

2017年3月11日

貯金をするために、家計簿を付けよう!と決心した今年の1月。長続きするかな、と思ったけど、とりあえず一年続けることができました。

使っているのはこれ。

高橋書店のプチ家計簿(No.33)の2010年版。

大きさはA6。ポケットサイズなので、持ち歩きにも便利。私はもっぱら家のPCデスクの上に置いて使ってますが。

実家暮らしなので、家計簿というかお小遣い帳的な使い方をしています。

パソコンなどで管理する人も多いと思いますが、個人的には紙の本の家計簿が気に入っています。

というわけで今回は、「来年の家計簿どうしようかな~」と考えつつ、私的家計簿ラブポイントをまとめてみました。

プチ家計簿・お気に入りポイント

1.毎月の予算決めと振り返りができる

月初めのページに、「収入(手取り)」と「決まった支出」を書く欄があります。「収入」から「決まった支出」を引いて、「今月使える金額」を出します。
【写真】プチ家計簿・1

これで、その月はどれくらい余裕があるのか、だいたい把握できます。

月の終わりには、その月の決算を書く表があります。まず、実際の「収入」と「決まった支出」、その差額の「今月使える金額(A)」を出します。そして、食費、日用品、衣服などの「支出合計(B)」を出します。(A)-(B)=残高で、赤字か黒字かわかります。
【写真】プチ家計簿・2

単に赤か黒かだけでなく、「食費が多かった……」など、反省点なども振り返ることができます。

2.貯金額を「決まった支出」に入れることで、確実に貯金できる

貯金額を「貯蓄」として「決まった支出」に入れ、「今月使えるお金」から外すことで、確実に貯金できます。

※もちろん、「足りなくなったから貯金分からちょっととっちゃお……」とかやってしまうのはNGです!今年は幸いそういうことはありませんでしたが、つい誘惑に負けてしまうこともありそうですよね(^^;)なので、来年からは自動積立を利用して、さらに確実に貯金していくつもりです。

3.気軽・手軽!

思いついたときにすぐに書ける気軽さ・手軽さも良いです。

Excelなどで管理する人もいますが、個人的にはいちいちPCを立ち上げるのが面倒くさいんです(^^;) すぐに立ち上がらないし。書こうと思った時にすぐに書けるのは、紙の家計簿の良いところかなと思います。

これはプチ家計簿に限らず、紙の家計簿全般に言えることですね。

4.自由度が高い

記入欄をまたいだメモなど、自分流に自由に使えるところも良いです。
【写真】プチ家計簿・3

これも紙の家計簿全般に言えることですね(^^;)

5.ちょうど良い大きさ

プチ家計簿はA6サイズです。ポケットサイズで持ち歩きにも便利。「忙しくて家でゆっくり家計簿を書く余裕がない!」という人が、出先でサッと開いて書くこともできるサイズだと思います。

私は持ち歩かずにPCデスクに置いて使っていますが、キーボードをちょっとずらせば開ける大きさなので、パソコンのスイッチ入れてから立ち上がるまでの待ち時間に書くのにちょうど良いです。

6.書きやすい費目

費目が細かすぎず、適度に分類されていて、記入するときに「これはどこに分類すれば……?」と迷うことが少ないです。

費目は、「食費」「日用品」「衣服」「趣味」「交際」「医療」の6つ。私が良く使う本やCD代は、「趣味」に分類されます。

迷ったら、最初の方の使い方ページに主な費目の内容が載っているので、それを参照すればOK。なにも書かれていない欄もあるので、「その他」とか「交通費」とか、自分で費目をもうけることもできます。

決算が月の最後のページに配置されている

月初めに予算と一緒に載っているものもありますが、月末に載ってる方が自然な気がします。

実際に、こうやって使っています

1.記入は週一

財布にレシートを溜めておいて、一週間に一度財布の整理のついでに家計簿に記入。レシートのない支出はメモなどを残しておきます。

ただ、あまり厳密にやらないのが長続きのコツです。少しサボってしまったり、書き忘れがあっても大丈夫。次で書いたように、時々手持ち金を計算し直せば良いのです。

2.たまに手持ち金を計算し直す(月二回ぐらい)

時々、手持ちのお金(財布の中+おろしてきた時に入れた封筒などの中身)の合計と、家計簿上の手元金の額が合ってるか確認。違ってたら、実際の手持ち金を記入。

ちょっとサボりがちだったり、レシートの出ない支出(自販機など)が多かったりすると、計算上の手元金と実際に持っている手持ち金がずれてきます。

そんなときは、一度財布の中身その他、持っているお金を集合させて実際の金額を確認。それを、数え直した日の欄の「手元金」として記入、リセットします。

3.あまり細かく書かない

食費などは、おやつ、飲み物、お昼……のようにざっくりと書く。記入欄小さいので、細かく書き込めないのです。

これが案外ちょうど良い緩さで、長続きの理由かもしれません。

4.その他、ちょっとしたコツ

合宿や旅行などでレシートがない支出が増えると、書くのが止まってしまうことも。そんなときは、一度手持ち金の合計を出して、最後に書いた日との差から使った額を割り出します。

そこまでしないで、単に合計した手持ち金額を手元金の欄に書くだけでもOK。

来年も続けます!新しい家計簿どうしよう……

1年間家計簿をつけつづけてきて、じわじわと銀行残高の額が上がっていくことが地味にうれしい今日この頃。(ま、奨学金と弟に借りた金返したら一気に減っちゃうんですけど……)

来年も引き続き家計簿を付けようとおもってます。

さて、来年の家計簿どうしよう。この『プチ家計簿』、使いやすくて大のお気に入りなので、引き続き使うのも良いんですが……。

新刊のNo.27 ミニ家計簿
も良いかも。支出の予定額と実際を比べられるところがポイント。今使っているプチ家計簿は、細かい予算がたてられないんですよね。でも、細かく予算たてなきゃいけないほど買い物しないしなあ。

雑記