Pixiaでリボンをつくる

2017年7月27日

今回のテーマは、「Pixiaでリボン画像を作る」です。

クリスマストップ絵の左上についてるような、ちょっとしたアクセントになるリボンのつくりかたです。

【図】Aice5 in クリスマス トップ絵
↑この絵の左上のリボンです。

今回はシンプルな直線ですが、応用すればいろんな形のリボンが作れる……はず(^^;)

PhotoShopのチュートリアル参考に、強引にPixiaでやってみました。

参考にしたのはこの記事。 Design a Retro Style Ribbon

準備

☆t値・d値は最大です。(256 or 100)

  1. 新規作成で適当な大きさのキャンバスをつくる(ここでは256×256ピクセルです。)
  2. レイヤを透明にする(消しゴム→塗りつぶし。もしくはDeleteキー)
  3. レイヤ名を「リボン」にする

【図】適当な大きさのキャンバスを新規作成→消しゴムで塗りつぶし→レイヤ名「リボン」│「Pixiaでリボン画像を作る」

ここで一度保存しておきます。

リボン本体をつくる

リボンの本体をつくるステップです。

「補助設定」で「領域外をマスク」にチェックしておきます。

  1. 「[領域]-長方形」で適当な大きさを領域選択
  2. リボンの色で「塗りつぶし」を実行(色は赤(R255、G60、B64)にしました)
  3. 同じように「[領域]-長方形」→「塗りつぶし」で、上下に緑(R39、G158、B60)の縁取りを入れる

【図】赤と緑でリボンをつくる│「Pixiaでリボン画像を作る」

さらに、赤と緑の間に黄色いラインを入れます。

  1. 描画色を黄色(R255、G239、B63)にして、「[領域]-直線」で直線を引く
  2. 「線」をクリック(ブラシは一番下の右側の黒い■。サイズは3×3ピクセル)

【図】赤と緑の間に黄色いラインを引く│「Pixiaでリボン画像を作る」

☆グリッドを使うと均等に領域選択や線が引けます。

グリッドについての詳しい解説は、「素材屋が教えるPixia講座」に詳しいです。
グリッドを使って左右対称な図形を描く| 素材屋が教えるPixia講座

リボンに質感を加える

表面に質感を出すために、ノイズを入れます。(テクスチャを使っても良いですが、ノイズのほうが簡単かな、と思ったので……)

「[領域]-閉鎖域」でラインも含めてリボン全部を領域選択する
【図】リボン全体を領域選択する│「Pixiaでリボン画像を作る」
☆[Shift]キーを押しながらクリックすると複数領域を選択できます。

  1. 「フィルタ」→「ノイズ」
  2. 「ノイズ付加」
  3. 「設定」 をクリック
  4. 「ノイズのレベル」100%、「標準のノイズ」→「OK」 をクリック
  5. 「実行」を3回クリック

【図】「ノイズ付加」フィルタを3回実行│「Pixiaでリボン画像を作る」

実行後の画像です。
【図】ノイズ付加後│「Pixiaでリボン画像を作る」

パッと見よくわかりませんが、拡大すると効果がわかります。

【図】ノイズ付加後の拡大画像│「Pixiaでリボン画像を作る」

領域は解除しないまま、次のステップへ。

ハイライトを入れる

※このステップには、フィルタ「ふ~か」セットが必要です。
Pixia用フィルタ ふ~かセットの詳細情報 :Vector

新規レイヤを追加します。(「編集」→「追加」)

レイヤ名は「ハイライト」にしておきます。

フィルタペンでハイライトを入れる

フィルタペンは、ブラシを使って画像の一部にフィルタ効果をつけられる機能です。

Pパネルの描画効果アイコンの、右から2番目「フィルタ」をクリック。Pパネルが以下のように変化します。ここで「フィルタ」ボタンをクリック。

【図】Pパネルの「フィルタ」をクリック│「Pixiaでリボン画像を作る」

  1. 「フィルタ選択」ダイアログで、左側から「ふ~か」を選択
  2. 右側から「ハイライト」を選択
  3. 「設定」をクリック
  4. 赤緑青すべての成分を+3に設定
  5. 「OK」をクリック
  6. 「追加」ボタンをクリック
  7. 「終了」ボタンをクリック

【図】フィルタペンの設定│「Pixiaでリボン画像を作る」

ハイライトを入れていきます。

ブラシは、一番上の列の左を使いました。サイズは100×100ピクセルです。

【図】ブラシの設定│「Pixiaでリボン画像を作る」

任意の位置にハイライトを入れます。

ハイライトとそうでないところの境目をなじませるように、ポンポンとブラシを置いていくと、滑らかなグラデーションになる……気がします(^^;)

【図】ハイライトを入れる│「Pixiaでリボン画像を作る」

(Pixia ver.5には「覆い焼き」ツールがあるので、それを使うと良いかも。)

ここで一度保存しておきます。

影を入れて立体感を出す。

※このステップには、フィルタ「ふ~か」セットが必要です。

またフィルタペンを使います。

「フィルタ選択」ダイアログから「ふ~か」を選ぶところまではハイライトのときと一緒です。

右側から「焼き付け」を選び、「設定」をクリック。

「設定」ダイアログで「暖」寄り(5point)に設