初心者むけ。フリーソフトPixiaで画像の背景を透過する方法→5ステップでくわしく解説

2018年1月31日

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私が中学生の頃から愛用している画像編集ソフトPixia。無料のフリーソフトですが、ひととおりのお絵描きや画像編集機能がそろっています。

今回はPixia初心者さん向けに、画像を透過する簡単なやり方をくわしく解説しようと思います。

やりかたは、「領域選択して」「消しゴム」で消す。これだけ。

ポイントは「背景色を指定して透明部分をわかりやすくする」です。

  1. 透明化する画像を用意
  2. 背景色を変える
  3. 消したい部分を領域選択
  4. 「消しゴム」モードで塗りつぶす
  5. 透過pngで保存

「簡単」と言っておいて、5つも工程があんのかよ……とお思いでしょう(^_^;)

大丈夫!簡単なことをちょっとしつこく書いてるので手順が多く見えるだけです(多分)。

※Pixia6の画面で説明しますが、ver5でも4でも同じです。

STEP1 透明化する画像を用意します

透明化したい画像をPixiaで開きます。

消しゴムで透過 解説用サンプル画像
(以前透明色プレーンの解説用に使った画像を再利用)

サンプル の 背景部分を透明化していきます。

STEP2 背景色を変えよう

どこが透明になったか分かりやすいように設定を変えます。

変えるのは「背景色」です。

レイヤパネルの左側に、長方形の部分があります。

ここをクリックすると、色が変えられます。
レイヤパネル左側の長方形が、「背景色」

背景色設定画面

ためしに、ピンクにしてみましょう。

背景色を変えただけでは見た目に変化がない

……キャンバス上は何も変化がありません。

消しゴムモードにして、一部を消してみます。
カラーパネル上部のアイコンをクリックして消しゴムモードにする

……ピンクになりました。
消しゴムで消したらピンクになった

?????

図解してみます。

じつは、キャンバス上はこういう構造になっているんです。

キャンバス上のイメージ

  • 一番下の、机にあたる部分が「背景色」
  • その上に画用紙=レイヤ1が乗っている
  • 消しゴムをかけると、画用紙が消えて机の色が見える

消しゴムをかける前は、机の上全体に画用紙が乗っていて机の色が見えない状態だったわけです。だから机の色=背景色を変えても、変化が無いように見えたということです。

背景色を白以外にしておくと、どこが透明になったか分かりやすいです。

ただし、普通に絵を描く時はむしろ描きにくいので、白に戻しておいたほうが良いかも。うまく使い分けると、作業がはかどるぞ!

STEP3 消したい部分を領域選択しよう

では本題。画像を透明化していきます。

消したい部分を手作業で消していくのが一番確実ですが、ちょっとめんどくさい……。

なので、領域選択を使って一気に消します。

ここでは閉領域選択を使います。(てか、私はほとんどこれしか使いません(^_^;))
領域選択ツール群から、閉領域選択をクリック

閉領域選択ツールで、消したい部分をクリック。

閉領域選択しても見た目に変化がないことがある。

……また変化がありません。

そんなときは、一番上のメニューから「領域」をクリック→「領域外の表示」を「チェック」or「暗く」にします。
領域外の表示方法を変更

するとこのように。明るい部分が選択された領域、チェック模様or暗くなっているところが領域外です。
領域外の表示を「チェック」にした場合

STEP4 「消しゴム」モードで塗りつぶそう

領域選択できたら、消しゴムモードに切り替えます。

カラーパネルの「ケシゴム」をクリック。
カラーパネルの「ケシゴム」をクリックして消しゴムモードに切り替え

「塗りつぶし」ボタンをクリック。
「塗りつぶし」ボタンをクリック

するとこんなふうに、さっき設定した背景色があらわれます。
消しゴムで塗りつぶすと、背景色が現れる

これで、この部分が透明になりました。

STEP5 透過pngで保存しよう

透過した画像をTwitterなどにアップするには、透過png(とうかピング)形式で保存します。

  1. 「ファイル」メニュー→「名前を付けて保存」をクリック
    「ファイル」→「名前をつけて保存」
  2. 「ファイルの種類」で「PNG[*.png]」を選択
    ファイルの種類をPNG形式にする
  3. 保存する場所を選択(デスクトップやピクチャフォルダーなどわかりやすい場所
  4. ファイル名をつけて「保存」をクリック

すると、「PNG保存設定」という小さいウィンドウが出てきます。
「PNG保存設定」で透過情報を保持するか聞かれる

「透過情報」にチェックを入れ、「OK」をクリック。
「透過情報」にチェックを入れて「OK」

保存された画像を確認してみます。

こんなかんじで、背景が透明になっています。
背景が透過された画像

もっとキレイに透過したい!

いま透過保存した画像をよく見ると、フチのところに白い部分が残っています。
フチに消しきれなかった白い部分が残っている

ここをきれいに透過するには、「領域を太らせる」を使います。

領域を太らせる

消したい部分を閉領域ツールで領域選択します。

つぎに、「領域」メニューの「領域を太らせる」をクリック。
「領域」→「領域を太らせる」

度合いを指定します。数が大きいほど、領域が拡大します。とりあえず「1」のまま「OK」。
領域を太らせる度合いを入力する

「ケシゴム」で塗りつぶし。
「領域を太らせる」を使って消した画像

さっきよりはフチの白い部分が少なくなりました。

領域の外側をぼかす

もうちょっとフチをなめらかに透過したい……という場合は、「領域の外側をぼかす」を使います。

「領域」メニュー→「領域の外側をぼかす」をクリック。
「領域」→「領域の外側をぼかす」

度合いを指定。とりあえず「1」にしてみます。(「濃度でぼかす」はそのままでOK)
領域をぼかす度合いを入力

そして「ケシゴム」で塗りつぶし。
領域をぼかして消しゴムで塗りつぶし

どうでしょう。ちょっと白い部分が残ってますね。

領域を太らせる」を「度合い1」で実行して、もう一度ケシゴムで塗りつぶしてみます。

領域の外側をぼかす+領域を太らせる

細かいところは白い部分が残りましたが、だいぶなめらかに透過できました。

※ちなみに「領域の内側をぼかす」を使ってもOK。ただしこっちは度合いを指定できません。

もっとこだわりたい人は、透明色プレーンを使おう!

この方法だと、細い部分が消えてしまうことがあります。微妙に残る白い部分も消しきれません。そういうこまかい部分は、手作業で消したほうがいい場合もあります。

ケシゴムでもいいんですが、オススメは「透明色」プレーンを使う方法。(3ステップ!Pixiaで背景を透明にして合成する(やり直しがきく)方法

透明色プレーンは透明化する範囲をペンで塗りつぶして思い通りに指定できます。消しすぎてもやり直せるので安心。覚えておくとなにかと便利!

うまくいかないそんな時は…

「消しゴムで消したら青くなった!」

Pixiaあるある「消しゴムで消したら青くなった!」

よくあるパターン。

Pixiaの初期設定では、背景色が「青」になっています。ケシゴムで消すと下の背景色が見えて、青く塗られたように見えるわけです。
背景色が青になってないか確認&白にする

青くなるのはちゃんと透過されている証拠。でも色塗りの時など、背景に余計な色が出るのは困ることも多いですよね。

そんなときはSTEP2を参考に、背景色を白に変えてみてください。

「領域選択がうまくできない……」

閉領域選択で、思ったところが領域選択されないときは、つぎの2つをためしてみてください。

1. Shiftキーを押しながら複数の領域をクリック

複数領域選択にはShiftキー+クリック

よく使うテクニックなので「知ってるよ!」って人がほとんどかもしれませんが……(^_^;)

2. 領域の「範囲」を変える

閉領域選択ツールを使うと、Oパネルの表示が↓の画像のように変わります。
閉領域選択ツールを使うとOパネルの表示が変わる

ここの「範囲」スライダーを右に動かす(数値を大きくする)と、領域判定が甘くなります。多少線が途切れ気味でもすき間を閉じて領域選択できます。

逆に「範囲」スライダーを左に動かす(数値を小さくする)と、領域判定が厳しくなります。

領域判定の度合いを変えられる

「範囲」を変更してから、選択したい部分をクリックしてみてください。選択範囲が広すぎたら「範囲」スライダーを左に、小さすぎたら右に動かして、調整してみましょう。

「pngで保存しても透明化されてない!」

保存のときに「透過情報」にチェックを入れ忘れている可能性があります。
「透過情報」にチェックが入っているか確認

流れ作業的にパッパッと保存していると、うっかりチェックを忘れることもあるんですよね。

もう一回チェックをしっかり入れて保存してみましょう。

ついでに背景色を変えてみて、ほんとに透過されているかどうか確認。(背景色が白だと、たまに透過できてないのに気づかなくて「アレ?(´・ω・`)」ってなることがあります)
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まとめ

最後に、透明化する手順のおさらいです。

Pixiaで画像を透明化する簡単な方法

  1. STEP1 透明化する画像を用意します
  2. STEP2 背景色を変えよう
  3. STEP3 消したい部分を領域選択しよう
  4. STEP4 「消しゴム」モードで塗りつぶそう
  5. STEP5 透過pngで保存しよう

今回は初心者さん向けになるべく分かりやすく書くことを心がけましたが、どうでしょう……。もしこの記事で分からないところがあったら、気軽にコメントなどでお知らせください。

実際に2つの画像を合成する例はこちら→Pixiaで簡単♪透過画像を背景に合成する方法

追伸

もっともっと楽に!クリック1回でサクッと消したい!

そんなときは、「閉領域塗りつぶし」モードをつかうと幸せになれるかも?→【今さら】Pixiaの閉領域塗りつぶしが便利すぎて泣いた

でわでわ~(^ワ^)ノ

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