インプットとアウトプットの振り返り

2021年6月6日

2018年も残りあとわずか。時の流れが速すぎる……。

今年も、毎年恒例「1年の振り返り記事」の時期となりました。去年と同じく前後編に分けて振り返りたいと思います。

前編は、2018年にやった事・できなかった事、読んだ本や見た映画、嬉しかったことや悔しかったこと等をズラーッと並べてみました。

やった事

Live2D作品

改めて振り返ってみると、Live2Dはほぼ1年通してコンスタントに触っていたんだな~ということに気づきます。

イラスト

リストには入れていませんが、Live2Dアワード用作品で15枚ほど原画を描いています。それも合わせると、全体ではけっこういっぱい描いている事にはなりますね。

ブログ

12月に急にいっぱい書き出した感じです汗 なんでしょうね、振り返り系の記事用のメモがたくさん書けたから、もったいないから記事にしちゃおう、という事でしょうか汗

漫画

挑戦!ということで、8ページの短編ネームを出してみました。

自分の予想よりも良い講評を頂けて嬉しかったし、自信になりました。また、Twitterや読者審査レビューでも感想をいただけて、これも非常に嬉しく自信になりました。

1ヶ月集中練習

絵の練習6件、シナリオの練習1件。実力が上がったかはともかく、「1ヶ月そのテーマだけを毎日集中して練習する」という経験を継続できたことが大きな自信になりました。

その他

来年は簡易でないちゃんとしたポートフォリオを作らねば……。せっかく触り始めた映像系ソフトウェアも、もっと勉強して使いこなせるようになりたいです。

できなかった事

  • 外出・遠出
    • 日帰り旅行、ツツジを見に行く、博物館・美術館に行く等々
  • 体重を減らす
  • イラスト・Live2D関係の仕事受注
  • イラストACにイラスト投稿
  • 3Dモデル作成
  • ポートフォリオを作る

「新しいことを始めるのが億劫」という悪いクセが、共通の原因のような気がします。何か始めるのにかかる時間をもう少し減らしていきたい……。

始めた事

  • 数値目標を追う
  • Unity
  • FaceRig
  • WebARで作品作り
  • コンテストに参加
    • ランサーズコンペ
    • ネーム大賞
    • MUGENUPコンテスト
    • Live2Dコンテスト・アワード
  • Premiere、Aftereffectsを使い始めた。
  • 服装に気を使う
  • 自分を大切に扱う

数値目標は、「とりあえず当てずっぽうに目標を立ててみて月末に実績を振り返る」というのを毎月習慣的にできるようになってきました。次は、根拠のある数値目標を立てることに挑戦してみます。

「服装に気を使う・自分を大切に扱う」というのは、Netflixのリアリティ番組『クィア・アイ』を見た影響です。身だしなみに気を使うのは自分を価値あるものとして扱う事なんだ、ということに気づきました。おしゃれには程遠いけど、自分を好きになれる服装・身だしなみができるようになりたいです。

やめた事

  • 休日の昼寝(減らした)
  • やみくもに漫画を買うこと

「体力温存のためにとりあえず昼寝」というのをやめてみたところ、「昼寝しなくても意外と体力はもつ」ということが分かりました。

考えた事

  • イラストも漫画もLive2Dも、段取りが超重要!
  • Live2Dで仕事をするには、標準モデルを作る技術がもっと必要
  • 公式モデルをそっくり真似して作る。
  • 思考の言語化には、習慣的なストレッチが必要
  • メモ、豆論文、ログライン
  • ストーリ構成力を付ける必要がある
  • ネームをたくさん書いてストーリー構成力を付けたい
  • 百合漫画を描きたい
  • 自分のスタイル・絵柄を確立したい
  • 自分の絵の魅力を向上させたい
  • 作品を磨き上げる力を付けたい
  • 自分を大切に扱えるようになりたい(クィア・アイを見て)
  • バイオリズムを予測して、今できることをする
  • 昼寝を減らせば作業時間は倍になる
  • 他人との会話が少ない→話す能力の低下
  • もっと人と交流したい

けっこういろいろ考えてるな~と思います。考えっぱなしにしないで、深掘りしていくことが今後の課題ですね。

変わった事

  • 月あたりのアウトプットが増えた

昼寝を減らした→作業時間が増えた→アウトプットが増えた……というほど単純ではないかもしれませんが、「考えて手を動かす」回数が増えたことで、作品や記事をつくるスピードも上がったのかもしれません。

変わらない事

  • 体重が減らない

減らしたい(´Д⊂グスン

変えたい事

  • イラストの仕事を受注したい
  • Live2Dの仕事を受注したい
  • 体重を減らしたい
  • 筋肉をつけたい
  • もっと本を読みたい
  • 収入を増やしたい
  • 自分の考えを言葉で伝えたい
  • 自分のキャラクターたちを輝かせたい
  • 魅力的な絵が描けるようになりたい
  • 魅力的な漫画が描けるようになりたい

共通しているのは「もう一歩先へ行きたい」ということだと思います。気持ち的には、停滞しているというよりは「高みを目指して邁進している」という感じです。

変えたくない事

  • 自分のペースで仕事をすること

メンタル・フィジカルのバランスを崩さないように……という部分は変えずにやっていきたい。

読んだ本

非楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』が印象的でした。どこからが本当でどこからが幻想なのかよく分からないままスルリと消えていくような読後感。それでいて、サイードの存在を強く感じられるような。非常に奇妙なお話でした。時間をおいてまた読んで見たい本です。

読んだ漫画

購入をセーブしてる割にはけっこう読んでるな……。それでもまだ購入予定リストがどんどん溜まっていく一方ですが……。

消化という言い方はしたくないけど、どこかでガッツリ時間とって「ひたすら溜めてる漫画を読みふける期間」というのを作りたい。

見た映画

今年も目標の12作品には届かず。まあ8月以降はLive2Dアワード用作品作りにかかりきりで他のことを考える余裕もなかったので、しょうがないですね。

『あさがおと加瀬さん。』すごい良かったんだけど、ニヤニヤしちゃうから劇場で他人と一緒に見るのはちょっとイヤだなと思いました(^_^;) いや誰も自分の顔なんか見てないのは分かるんだけどさ……なんとなく……。

聞いた音楽

Spotifyの2018年まとめとトップソング100のプレイリスト。こうしてリストにまとまってると、「あーそういやこの曲聴いたなー」っていうのが思い出されて面白いです。ただ、「こんな曲聞いた覚えないけど……?」っていう曲がちょいちょい入ってるのが若干気にはなりますね汗

あと、最近Aice5のアルバム聞き返し始めました。やっぱ良い。耳が幸せ。

嬉しかった事

作ったものに反響があると本当に嬉しいです。ありがたや……。

悔しかった事

  • Live2Dモーションコンテストに落選したこと
  • ネーム大賞で1次審査で落ちたこと
  • MUGENUPコンテストで選外だったこと
  • Live2Dアワードで選外だったこと

うーむ、今年は全敗。でも、「次はやってやるぜ!」っていう前向きな悔しさなので、けっこう楽しい気もしています。

楽しかった事

  • Unityを触ったこと
  • Live2D ARを触ったこと
  • PremiereやAfter Effectsを触ったこと

新しい技術・ソフトウェアに触るのは楽しいしワクワクしますね。

凄い!と思った事

  • クィア・アイすげー!
  • Live2D ARの可能性
  • Unityでいろんな事ができそう
  • Live2Dアワード最終候補作品の、モデリング技術のレベルの高さ

『クィア・アイ』は見ててほんと元気になれるし、頑張ろうっていう気持ちが湧いてきます。その人そのものの魅力が引き出された時、人はこんなに変わるものなのか……と。

また、新しい技術に触って、今までにない視点で作りたい作品のアイディアがいろいろ出てきました。自分が知らないだけで、面白いこと・凄いことはいっぱいあるんだな~と感じました。

そしてLive2Dアワード。今年からLive2Dはじめたっていう人もけっこういて、その技術レベル向上のスピードに驚愕しています。やばい、置いてかれる……。取り残されないようになんとかくらいついていかねば。

1年を眺めてみて

こうしてザーッと並べてみると、「自分、意外と頑張ったなぁ」と感じます。

「全然本を読めなかった……」と思っていたけど、上半期は意識的に読書を頑張っていたし。Live2Dはコンスタントに触って作品を作っていたし。

「こういう事をしたい」「もっとこう変えたい」という問題意識が明確になり、どうしたら良いか考えることも習慣化してきました。

UnityやFaceRig、Premiere ProやAfter Effectsなど、今まで触ってこなかった新しい技術やソフトウェアに触れることもできました。

今年はコンテスト系は全敗でしたが、そもそも複数のコンテストに応募する事自体が大きな変化で、挑戦でした。よくやったな自分、と思います。

コンテストで思ったような結果が出ないことで悔しい気持ちもありましたが、それこそが次へつながる大きな燃料になるのでこれはこれでOKです。「前向きな悔しさ」という気持ちを初めて知ることができました。

まとめ

2017年の振り返り記事で、「2018年はインプットの質を上げたい」と書きました。見たもの・読んだものを咀嚼して、自分の言葉を磨く事を課題として上げていました。

そして2018年は、不十分とはいえインプットの質向上に意識的に取り組み始めた1年でした。とくに下半期は「考えていることを紙に書く」というアナログな手法を再発見し、「書きながら考える」楽しさに目覚めました。

アウトプットの方はコンスタントに作品作りができました。今後は、作品一つ一つの質を上げることが課題です。また、魅力的な作品とは何かを突き詰めて考え、作品に反映できるようにしたいと考えています。

2019年は、

  • 引き続きインプットを増やす
  • 思考の言語化を習慣化する
  • 作品を磨き上げる力をつける
  • 自分の作品の魅力を知る

この4つの課題に取り組んでいきます。

後半の記事では、年初に決めた目標漢字「」がどれだけ達成できたかをチェックしていきます!